薬屋のひとりごと声優変更の理由は?ドラマCD・アニメの配役を比較

壬氏の声優を調べると、櫻井孝宏さんと大塚剛央さん、二人の名前が出てきます。「あれ、どちらが壬氏役なの?」と戸惑った方もいるかもしれませんね。声優好きとしては、なぜ違う名前が並んでいるのか気になるところです。
ドラマCDの壬氏は櫻井孝宏さん、テレビアニメの壬氏は大塚剛央さん。二人とも壬氏を演じていて、出演しているのがドラマCDかアニメか、という違いなんです。アニメは第1期から大塚さんで、猫猫はCDもアニメも悠木碧さんが担当しています。
私が見ているのはアニメ版ですが、大塚さんの声は壬氏にとても合っていると感じています。特に、声を強める場面と、猫猫に甘えたり何かを求めたりする場面の色合いの違いがいいんです。その感想も交えながら、まずはCDとアニメの配役をいっしょに見比べていきましょう。
壬氏だけじゃない!ドラマCDとアニメのキャストを見比べよう

まずは、同じ役を誰が演じているのかを見てみましょう。下の表では、原作小説の第9巻・第11巻に付いたドラマCDと、テレビアニメの配役を並べています。CDは巻によって登場人物が違うので、右端に収録されている巻も添えました。
ドラマCDとアニメの配役(羅半のアニメ欄は第2期)
| キャラクター | ドラマCD | テレビアニメ | 収録されているCD |
|---|---|---|---|
| 猫猫(マオマオ) | 悠木碧 | 悠木碧 | 第9巻・第11巻 |
| 壬氏(ジンシ) | 櫻井孝宏 | 大塚剛央 | 第9巻・第11巻 |
| 高順(ガオシュン) | 津田健次郎 | 小西克幸 | 第9巻・第11巻 |
| 玉葉妃(ギョクヨウヒ) | 日笠陽子 | 種﨑敦美 | 第9巻 |
| 李白(リハク) | 内匠靖明 | 赤羽根健治 | 第11巻 |
| 羅半(ラハン) | 小林千晃 | 豊永利行(第2期) | 第11巻 |
| やぶ医者 | 小形満 | かぬか光明 | 第9巻・第11巻 |
壬氏のほかにも、高順は津田健次郎さんと小西克幸さん、玉葉妃は日笠陽子さんと種﨑敦美さん。同じキャラクターに違う声優さんの名前が並ぶと、それぞれの演技に耳を向けてみたくなりますね。
声の高さだけでなく、言葉の間や、ほかのキャラクターへの話しかけ方に注目するのも聴き比べの楽しみ方です。CDとアニメでは描かれる場面も違うので、同じ役をどう演じているか、それぞれの会話に耳を向けてみるのも面白そうです。
配役の出典:ヒーロー文庫の第9巻ドラマCD付き限定特装版、第11巻ドラマCD付き限定特装版、アニメ第1期のキャスト欄、第2期の羅半役の発表。
ここで一つ、名前が似ているのでご注意を。羅半(ラハン)と羅漢(ラカン)は別の人物です。アニメの羅漢役は桐本拓哉さん。表の羅半役とは別なので、キャストを探すときは読み方も見ておくと迷いません。
アニメの壬氏、大塚さんの声の色合いが私は好きです

ここからは、アニメを見ている私の感想です。CD版はきちんと聴いていないので、二人の壬氏を聴き比べた感想ではありません。
大塚さんの壬氏で特に印象に残るのは、声を強める場面と、猫猫に甘えたり何かを求めたりする場面での声の色合いの違いです。その違いを表現するのがうまいな、と感じるんです。同じ壬氏の声の中に、場面によって違う表情がある。そこが、私にはとても役に合っているように思えます。
櫻井さんの声にも、甘くて凛々しくてかっこいい、という印象があります。一方で、アニメがここまで進んできた今は、アニメから『薬屋』に入った方には、大塚さんの声が馴染み深くなっているのかな、と私は思います。
dアニメストアでは第1・2期に加え、第3期も順次配信されています。猫猫や壬氏の声の色合いが気になったら、アニメでも楽しんでみてください。
Web入会は月額660円(税込)。初回31日間無料のキャンペーンがあります。無料期間終了後は有料です。適用条件・対象話数は申込時の公式案内をご確認ください。(2026年10月3日時点)
猫猫はどちらも悠木碧さん。ここも聴き比べの入口に

表を眺めていて「猫猫は変わっていないんだ」と気付いた方もいるでしょう。悠木碧さんは、ドラマCDでもテレビアニメでも猫猫を演じています。
担当する声優さんが同じ役も、比べてみると面白そうですよね。CDなら声と音、アニメならそこに表情や動きも加わります。猫猫の独り言や壬氏とのやり取りなど、気になった場面に耳を傾けてみてはいかがでしょう。
悠木さんのほかの出演作も知りたくなったら、声優・悠木碧の魅力と代表キャラもどうぞ。『薬屋』から、次に気になるキャラクターを探すきっかけになればうれしいです。
阿多妃や小蘭の声も気になる?アニメの配役はこちら
猫猫や壬氏だけでなく、「あのキャラは誰が演じているんだろう」というときにも、キャスト表があると便利ですよね。阿多妃、女華、小蘭、そして羅漢のアニメ声優さんも並べておきます。
テレビアニメ第1期の配役
| キャラクター | 声優 |
|---|---|
| 阿多妃(アードゥオヒ) | 甲斐田裕子 |
| 女華(ジョカ) | 七海ひろき |
| 小蘭(シャオラン) | 久野美咲 |
| 羅漢(ラカン) | 桐本拓哉 |
出典:アニメ第1期のキャスト欄。ほかの役も探したくなったら、こちらをのぞいてみてください。
アニメの声優さんはどう選ばれた?監督と大塚さんの話から

では、この顔ぶれはどう決まったのでしょう。アニメのキャスト選びについては、監督と大塚剛央さんがインタビューで話しています。役の声を思い浮かべながら読んでみると、キャスト表だけでは見えなかった一面が見えてきます。
演技力と、キャラクターに合う声を大切にした長沼監督
第1期の長沼範裕監督は、2023年10月25日のFebriインタビューで、壬氏を含む多くの主要キャラクターをオーディションで選んだと話しています。演技力を前提に、声の質が人物像に合うかを重視したそうです。長沼監督のインタビュー
声優さんの名前を知るだけでなく、「このキャラクターにどんな声が合うか」という選び方を知れるのは、声優ファンとして興味を引かれるところです。次にその役の声を聴くとき、いつもとは少し違うところに注目できるかもしれませんね。
大塚さんの壬氏も、オーディションから
大塚剛央さんも、2024年1月27日掲載のアニメイトタイムズのインタビューで、オーディションで出演が決まったと答えています。その後は原作を読み込み、監督・音響監督と先の展開を見据えた役作りを話し合ったそうです。大塚さんのインタビュー
役が決まってからも、原作を読み、監督たちと話し合いながら作っていくんですね。インタビューを読んでから壬氏の会話に耳を傾けるのも、作品をもう一歩楽しむ方法になりそうです。
悠木さんの猫猫についても、監督の言葉がある
長沼監督は同じインタビューで、悠木さんの理解力や、演技の細かな調整への対応も評価しています。猫猫を演じるとき、どんなところを監督が見ていたのかが伝わる話です。
これは悠木さんの演技への評価で、「だから猫猫役を続投した」と理由まで説明した話ではありません。それでも、声だけでなく役作りにも関心がある方には、読んでみてほしいインタビューです。
櫻井さんは降板したの?キャストの違いはこう捉えたい
櫻井さんについての報道を見て、壬氏の配役と関係があるのか気になった方もいるかもしれません。声優さんの話題は、好きな作品の出演にもつながるのかと、気になりますよね。
ただ、アニメの壬氏は第1期から大塚さんです。ここまで見てきたのは、ドラマCDとアニメで担当者が違うということ。この配役表だけで、櫻井さんがアニメへの出演決定後に降板したとは言えません。
監督や大塚さんの話から分かるのは、アニメでどう声優さんを選び、役を作っていったかということ。なぜCDと違う配役になったのか、一人ひとりの詳しい事情までは分かっていません。ここは理由を想像で埋めず、CDとアニメ、それぞれの壬氏役として押さえておきたいですね。
CDを聴きたい、アニメを見たい。その前に気になること

櫻井さんの壬氏は、どのドラマCDで聴ける?
ドラマCD付き限定特装版は、第9巻(2020年2月28日発売)、第11巻(2021年4月30日発売)、第12巻(2022年7月29日発売)が出版社から案内されています。いずれも壬氏役に櫻井孝宏さんの名前があります。収録内容は各巻の紹介ページで見てみてください。第9巻/第11巻/第12巻
探すときは「ドラマCD付き限定特装版」かどうかがポイントです。中古品ならCDが付いているか、商品の状態もチェックしておくと安心。現在の在庫は販売店ごとに違うので、注文前に確かめてくださいね。
アニメ第2期は、もう放送された?
はい。第2期は2025年1月10日に始まり、2025年7月4日の第48話で最終回を迎えました。これから追いかける方は、見たい話数を配信しているサービスかどうかもチェックしてみてください。第2期の放送開始のお知らせ/第2期最終話のお知らせ
今の放送時間や配信先は、どこで分かる?
第3期の公式案内では、放送開始は2026年10月2日、第2クールは2027年4月の予定です。局や配信先によって日時が違うので、公式On Airから、自分の見やすい方法を探してみてください。第3期のお知らせ/放送直前の案内
月額料金や無料体験の条件は、各サービスの申し込み時点の案内を見ておきましょう。「続きを見ようと思ったら対象外だった」とならないよう、配信されている話数も一緒に確認しておくと安心です。
CD版とアニメ版、どちらから楽しめばいい?
好きな声優さんや、聴いてみたいキャラクターを入口にしてみてはいかがでしょう。二つの配役表を眺めて「こちらの壬氏も気になる」「猫猫との会話を聴いてみたい」と思ったところからでも、楽しみは広がります。
声の好みは人それぞれです。SNSの一部の感想を、ファン全体の評価に置き換える必要もありません。声の印象とキャスト選びの事情は分けて、自分が気になった役の演技を楽しんでみてください。
気になった声から、もう少し『薬屋』を楽しんでみよう
壬氏役に二人の名前が出てくるのは、ドラマCDでは櫻井孝宏さん、アニメでは大塚剛央さんが演じているから。猫猫はどちらも悠木碧さんで、高順や玉葉妃にも、それぞれの配役があります。
声優さんの名前を知ると、次は「この役をどう演じているんだろう」と気になるものですよね。キャスト表を見比べたり、監督や出演者の話を読んだりしたら、気になったキャラクターの声にもう一度耳を向けてみませんか。『薬屋』を楽しむ次のきっかけになればうれしいです。



